メタトレーダーについて

メタトレーダーとは、ロシアのMetaQuotesSoftware社が開発している高機能な為替取引用ソフトである。現在、使われるバージョンはメタトレーダー4とメタトレーダー5になり、すでに無料で提供されている。メタトレーダー4は為替取引を中心とし、以下のような特徴が挙げられる。

メタトレーダー4には、充実のテクニカル分析ツールが搭載されている。メタトレーダー4では、すでに30種類以上インジケーター(indicator)が提供されている。その上、チャート画面を自由にカスタマイズできる機能を備えており、複数のチャート画面を表示したりすることができる。メタトレーダー4はこうした高性能なのにもかかわらず、非常に動作が軽いである。例えば、チャート画面に色々なインジケーターを載せた10個以上のチャート画面を表示しても、パソコンは重くなったことがない。さらに、新たなインジケーターを追加することが可能で、テクニカル分析の技術を大幅に向上することができる。

メタトレーダー4では、取引に関する各機能を備えている。各種の注文方法はもちろん、トレイリングストップ機能も導入している。トレイリングストップ機能をうまく組み合わせて使うことで、トレーダーが為替相場をモニターしなくても、利益のタイミングを逃さずに取引できるとしている。また、取引状況を見やすいため、エントリー、損切り及び利食いの位置はチャート画面上に点線横ラインで表示される。

自動売買機能を搭載するのは、メタトレーダー4の大きな特徴でもある。自動売買機能を利用する場合、簡単な設定で自動売買取引をすることが可能である。チャート画面に張り付く必要がなく、仕掛けや手仕舞いまで24時間で完全に自動的に取引を行う。

メタトレーダー4の大きな魅力は、自動売買プログラム及びインジケーターを作成することができる。メタトレーダー4には、自動売買プログラムを作成するために専用エディター(editor)が用意しており、そこで、MQL4(MetaQuotes Language 4)というプログラミング言語が搭載されており、自動売買プログラムを作成することができる。この機能を利用することによって、多彩な自動売買プログラムを作成することが可能である。さらに、作成された売買プログラムを検証するため、バックテストの機能も用意されている。メタトレーダー4によるプログラミングの中で、人間の知恵を生かしてトレードに活用することが期待される。

こうしたことを受けて、世界中の多くの外国為替取引業者(ブローカー)は、メタトレーダー4を受け入れている。メタトレーダー4には日本語を含む多国の言語が用意されており、海外では大手企業を含め多くの為替取引業者は、為替取引システムとしてメタトレーダー4を採用している。近年の日本では、為替取引業者でもメタトレーダー4の導入が増えてきている。