最新情報

2023/05/20
中国と米国の科学者からなる研究チームの成果がこのほど、国際学術誌『セル』に掲載されました。この成果では、カニクイザルの胚を体外で25日間にわたって長期培養するという3D培養システムが開発されました。研究チームは当該システムを使い、カニクイザルの初期器官の形成を観察しました。
2023/05/15
土星の衛星が新たに62個見つかり、太陽系の惑星で最も多い145個になったと、カナダの大学研究者らが15日までに発表した。これまでは木星で確認された95個が最多だった。
2023/05/08
中国農業科学院のジャガイモ育種に関する最新の研究成果が4日、国際的科学誌「セル」に掲載されました。発表されたのは、ジャガイモの育種周期を従来の10〜12年から3〜5年に短縮する研究です。これにより、中国がジャガイモ育種の基礎理論と技術において世界をリードするレベルに達したことが示されました。
2023/04/15
イタリア工科大学の研究チームが、食品のみを原料とした食べられる充電式バッテリーを開発したと発表した。これによってその役割を終えた後、食品と同じように体内で消化可能な医療機器の開発に道を開くとしている。
2023/03/01
中国で2000年以上前の水洗トイレが発見された。このトイレは、戦国時代中期から前漢前期にかけての2200年から2400年前のものと推定される。近代的な水洗トイレは、ビクトリア朝時代(16世紀)のイギリスで発明されたと考えられてきたことから、今回の発見は興味深いものとなっている。
2023/02/11
英国史上最も論争の的となってきた人物の一人、スコットランド女王メアリー(Mary Stuart)による書簡を発見し、暗号を読み解いたと専門誌「クリプトロジア(Cryptologia)」で発表した。 暗号の読み解いになるにつれて、メアリーの行動だけでなく、この時代のカトリック連盟の強さやヨーロッパ諸国間の歴史的緊張にも新たな光を当てることになる。
2023/02/01
中国陝西省西安市で発見され、2021年9月に最初の発掘成果が公表された太平遺跡は、その後1年余りの探査と発掘を経て、面積と構造がおおむね明らかになった。遺跡は約4150~3700年前の新石器時代後期の客省荘第2期文化(陝西竜山文化)に属する大規模集落跡で、今回新たに、遺跡が東西に並んだ二つの環濠からなり、面積は100万平方メートルを下らないことが分かった。
2023/01/19
米国航空宇宙局(NASA)の研究チームは、「かじき座」の方向約100光年先の赤色矮星「TOI 700」を公転している4つ目の太陽系外惑星を発見したとする研究成果を、米国天文学会の第241回会合にて発表しました。
2023/01/18
米国の環境保護団体は、米国の淡水魚が化学物質で汚染され、1年に1回食べるだけでも人に有害な可能性があると指摘する研究結果を発表しました。淡水魚に含まれる人体に有害な可能性がある有機フッ素化合物=PFASの中央値は、商業用に販売されている他の魚から検出された化学物質の280倍で、都市部で捕獲された淡水魚の方が値は高くなるということです。
2023/01/16
ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所(APL)の研究チームは、「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡を使って地球とほぼ同じ大きさの太陽系外惑星を確認したとする研究成果を、アメリカ天文学会の第241回会合にて発表しました。ウェッブ宇宙望遠鏡による観測で系外惑星の存在が確認されたのは、今回が初めてのこととされています。
2023/01/14
宇宙から降ってくる素粒子の一種、「ミュー粒子」を使って、解読が極めて困難な暗号化技術の開発に成功したと東京大学の田中宏幸教授らのグループが発表しました。ミュー粒子は透過力が強く、あらゆる人工の構造物を光速でくぐり抜けて直進します。
2023/01/14
中国の科学者は、ヒトゲノム内の休眠しているレトロウイルスが老化を促進することが発見しました。これは世界初の発見です。この研究成果が、科学誌「セル」電子版に掲載されました。
2022/05/18
資源数据学報(Resources Data Journal)と地理研究通報(Geographical Research Bulletin)は、2022年6月18日に創刊される予定で、皆様の投稿をお待ちしております。
2022/04/19
新着記事が『Advances in Resources Research』Vol.2 No.2に掲載されました。
2022/03/24
2022年3月24日よりJSTのプレプリントサーバー「Jxiv(ジェイカイブ)」の運用開始。